意味や論理と文法と思考と行動や文化という概念についての考察(3)

今回は意味や論理と文法と思考と行動や文化という概念について考察しました。(3)

今回、3種類の論理演算を行いました。

結論として、

含意命題演算を含意命題アルゴリズムとして定義します。

そして、含意命題演算アルゴリズムには、第1命題の評価が重要である。

つまり、第1命題としての定義が重要である。

含意命題アルゴリズム(日本語では(ならば)と表現)は論理積(アルゴリズム)(日本語では(そして)と表現)とは、

日本語では同じような概念の表現として認識されているが、

大きく異なる概念である。

考察を進めます。

ここで、第1命題が「主語」(日本語では(私は)英語では(I)などの表現)に対しての命題であるとします。

(第1命題は主語が表す意味に対する定義である。とします。)

日本語の場合は主語が省略されている場合が多いようです。

また、述語である動詞が最後にくる場合が多いようです。

逆に、多くの外国語では、1番初めに主語を用いる場合が多いようです。

2番目に述語である動詞を用いることの場合が多いようです。

さらに、

日本語を話す文化と外国語を話す文化、及び契約や思考や行動という概念を交えて考察します。

日本語話者の場合は、

命題の評価結果は、1番最後の命題にかかっている(と無意識的に認識している)ので、

(注意や思慮が深いと言われる状態では)思考や行動の決断を先延ばしにしてしまう。

(注意や思慮が浅いと言われる状態では)思考や行動の決断を早めにしてしまう。

逆に、

「主語」「述語」が1番初めと2番目にくる文法を持つ外国語話者の場合は、

命題の評価結果は、1番初めの命題にかかっている(と無意識に認識している)ので、

(注意や思慮が深いと言われる状態では)思考や行動の決断を早めにしてしまう。

(注意や思慮が浅いと言われる状態では)思考や行動の決断を先延ばしにしてしまう。

ことが多いのではないかと推測します。

ビジネスを初めとして様々な契約の場での思考や行動という概念も同様に考察しますと、

契約という決断の場などでの概念においても、上記の推測が当てはまる場合が多いのではないか。とも認識しています。

また、

日本語話者の場合には、他者の様々な話をよく聞きながら、様々な概念や状況を次々と評価し、思い浮かべたり思考したり多様な認知をしながら、行動することが可能である。

という良い評価があると認識します。

外国語話者の場合には、事前に自身の評価をして、決断の評価を早く行い、さらに他者の話をよく聞いて、その決断の信用性の評価を高めていく。

という良い評価があると認識します。

最後に

あらゆる全ての様々な概念が、様々な思考を形成し、さらに様々な行動を形成し、様々な文化を形成し、様々な言語を形成し、様々な存在を形成してゆくメタ概念存在である。

と結論いたします。