ウイルス被害対策としての世界各国のマスク姿とイソップ寓話と意味という概念を交えて考察しました。(その3)

ウイルス被害対策としての世界各国のマスク姿とイソップ寓話と意味という概念を交えて考察しました。(その3)

Wikipediaから引用します。

「犬と肉」(いぬとにく)もしくは「犬と骨」(いぬとほね)は、イソップ寓話の一つ。「よくばり犬」、「よくばりの犬」とも言い、日本に於いてはこの題の方が定着している。

あらすじ

ある犬が、肉(ソースにより骨だったりチーズだったりする場合がある)をくわえたまま橋を渡っていた。ふと下を見ると、見知らぬ犬が肉をくわえてこちらを見ている。犬はその肉が欲しくなり、脅すために吠えた。すると、くわえていた肉が川に落ちて流されてしまった。もう一匹の犬は、水面に写った自分自身の姿だったのである。

教訓

欲張ると、元も子も無くす。

以上がWikipediaからの引用です。

今回の考察での意味という概念について定義します。

先ず、「文」を複数の「要素」に分けます。

そして、その分けられた複数の要素にそれぞれ「評価(評価関数)」を入れて、

新たに複数の文を創ります。

さらに、それらの文の各要素と各文の「関係」の組み合わせの集まりを「意味」と定義します。

また、先ほどの要素に評価を入れて新たに複数の意味を作ることを、意味を拡大する。と定義します。

そして、その(各要素と各文の関係の組み合わせの集まり)の「関係」を考察することを「意味」を考察すると定義します。

「意味」には評価関数が存在すると定義します

「意味」には評価関数による「真」、「偽」や「肯定」、「否定」などの概念が存在すると定義します。

また、全ての要素が(評価の出来ない)要素からなる文は、

「意味が無い文」「(この)文には意味が無い」と定義します。

それでは、

前提文:「犬は欲張って、肉を落とした。」という文の意味が確定して成立しているときに、先ほどの4つの文がどのように(どの様にすれば)前提文と同様の意味が成立するかを考察します。

1.a0c0 (犬は欲張らなかった)そして(犬は肉を落とさなかった)

2.a1c0 (犬は欲張った)そして(犬は肉を落とさなかった)

3.a0c1(犬は欲張らなかった)そして(犬は肉を落とした)

4.a1c1 (犬は欲張った)そして(犬は肉を落とした)

先ず、

4.の文は、そのまま前提分と同様の意味として成立しているとします。

1.の文は、(それぞれの各要素を否定し、(そして→もしくは)と変換し)この文を全体を否定すると4の文になり成立します。

2.と3.の文は一見意味(関係)が成立しない様ですが、さらに考察します。

2.の文は、((マスクをしていた)犬は)などの様に「犬」の概念を拡大して、要素に加えて再評価すれば成立する。

(((マスクをしていた)犬)は欲張った)そして(((マスクをしていた)犬)は肉を落とさなかった)

3.の文は2.の文同様に、((猿を見た)犬は)の様に「犬」の概念を拡大して、要素に加えて再評価すれば成立する。

(((猿を見た)犬)は欲張らなかった)そして(((猿を見た)犬)は肉を落とした)

ここでやっと、「マスク」が登場しました。

マスクをしていたら肉が見えないので欲張らないでしょう。とか、

マスクをしていても咥えている肉は口を開ければ落ちるでしょう。とか、

そのように丈夫なマスクなら呼吸ができないのでは。

犬がどうやってマスクをするのか。

そもそも、マスクをしている動物は犬と呼べるのか。

そもそも、全く意味不明です。

などという疑問や意見は当然あると認識していますが、ここでは無しとします。

それならば、「肉」の代わりに「covid-19ウイルス」ならばという「意味」の拡大の可能性も存在すると認識しています。

そういう議論も含めてのイソップ「寓話」であると認識しています。

今後「寓話」の意味についても考察します。

以上、だいぶ理屈にならない理屈の羅列になっている気もしていますが、

意味という概念は、一つの概念が評価可能で否定を入れることが可能ならば、

一つの要素の認識に対する1回の評価の認識によって、

(それまでの意味の要素が2倍ずつに増えていく様な)

それまでの意味より2倍以上に増えていく、とてつもなく大きな概念存在である。

と認識して結論とします。

また、その様な意味と知識と情報という概念も全て繋がっている概念である。

と認識しています。