2020年12月に入り、新型コロナウイルス感染者のうち重症の患者数が増加しているというニュースが多く見受けられます。更に、各地方自治体の長の方々が、自衛隊に看護師派遣の要請を防衛大臣に対し行ったというニュースも多く見受けられます。
菅総理大臣は、「要請があれば自衛隊を直ちに派遣できる体制を整えており、政府としては最大限の支援を行ってまいりたい」と述べています。
菅総理大臣の発言を受ける形で、吉村大阪府知事は自衛隊に看護師の要請をするようです。
北海道旭川市の西村市長も鈴木北海道知事を通じて、自衛隊に看護師の派遣要請をするようです。
やはり、新型コロナウイルスに対する看護師の不足の存在が問題となっているようです。
ここから、下記は私の意見です。
「いまだ治療方法が確立されていない未知のウイルスを、
現在の医療施設で受け入れることは可能なのか?」という疑問が生じます。
それでは、この疑問について、以下に、私なりに推測をしてみます。
先ず、「医療施設」「重症者数の増加」「自衛隊に看護師の派遣要請」の3個のキーワードを設定しました。
1番目の、「医療施設」についての文章を、論理的風にカッコを使い考察します。
((現在に医療方法が確立されている)病状の様々な症例に対応できる施設。)且つ、
((治療行為という)医療サービスを提供するための施設。)と仮定します。
更に、下記のように文章を変換し、分類して論理的に考察します。
(((現在に治療方法が確立されている)病状の患者)に対しては医療行為を行う)施設。且つ、
(((現在に治療方法が確立されていない)病状の((未知のウイルス)の感染)患者)に対しては医療行為を行えない)施設。
上記の2つの文章による結論は、「同じ施設を説明する文章として、無矛盾が成立している。」と認識します。
次に、
また、今度は2番目の「重症者数の増加」についての文章を論理的に記述してみます。
((治療方法が確立されていない)未知の新型コロナウイルスに感染している者。)且つ
(重症化している者。)
上記の文章を、下記のように言い換えます。
((治療方法が確立されていない)未知の新型コロナウイルスに感染している)患者。且つ
(現在治療方法の確立されている病状の症例も(合併症として)発症している)患者。
という様に言い換えます。
更に、上記の2つの文章を4種類の文章に変換及び分類して論理的に考察してみます。
((現在治療方法が確立されていない)未知の新型コロナウイルスに感染している)患者。且つ
((現在治療方法の確立されていない)病状の症例のみを発症している)患者。
また、もしくは
((現在治療方法が確立されていない)未知の新型コロナウイルスに感染している)患者。且つ
((現在治療方法の確立されている)病状の症例を(合併症として)発症している)患者。
という様に文章を変換及び分類して論理的に考察してみます。
すると、同じ患者を表現する文章群の中の最後の下記の文章に注目します。
((現在治療方法の確立されている)病状の症例を(合併症として)発症している)患者。
という、ある患者に対しての説明から、
(((現在の概存の医療施設で医療行為が可能な)治療行為が確立されている病状の症例を発症している)現在の概存の医療施設での医療行為が可能な)患者。
として、「((現在治療方法が確立されていない)未知の新型コロナウイルスに感染している)患者に対しても(医療行為の可能性が存在する。)」と認識します。
そして、ここでの結論として、
「未知の新型コロナウイルスに感染している患者の内、
重症患者ではあるが、
現在治療方法の確立されている病状の症例を、
合併症として発症している患者に対しては、
現在の医療施設でも、医療方法を提供できる可能性が存在する。」ということが可能です。
しかし、また、逆に、
医療従事者や医療関係者の方々の
「命の生存にかかわる可能性が存在する限り、最善の方法を選択する必要性が存在する。」
という医療倫理に対する考え方が浮かび上がります。
ここで、また、私の意見ですが、
私はこの、
医療従事者や医療関係者の方々の
「命の生存にかかわる可能性が存在する限り、最善の方法を選択する必要性が存在する。」
という医療倫理に対する考え方には、大きな敬意を表します。
また、
次に、ここで、視点を変えて、再び、
1番目のキーワードの「医療施設」や、更に「医療行為」という存在。
について考察してみます。
まず初めに、「ある施設」の存在。を説明する文章として、
(未知の存在を研究する機関や施設という存在である。)且つ
(特殊な国の研究機関や軍という存在である。)という文章を仮定します。
例としては、
(ノーベル賞を取るような「未知の領域の」最先端の研究の成果は、世界的に超一流の大学院と連携した、「特殊な国の機関」によってなし遂げられている。)
(アメリカやソ連といった国々が、初めて、「未知の存在である」宇宙に送り出した、宇宙飛行士の方々はそれぞれ皆、「軍に所属する軍人の方々」でした。)
という事実が存在します。
更に、私の「ある施設」についての文章ですが、また論理的にカッコを用いて考察してみます。
((未知のウイルスである)新型ウイルス)とは、
(特殊な国の研究機関や軍の施設でのみ、((研究)を行える。且つ(医療行為))を行える。)という存在である。と仮定します。
上記の文章を論理的に分類して変換してみます。
((未知のウイルスである)新型ウイルス)とは、
((特殊な国の研究機関や軍の施設では無い)現在の日本国内の医療施設)では
((研究)を行うことができない)且つ
((医療行為)を行うことができない)ということは矛盾が無く成立すると思います。
上記の考察の結論として、
未知のウイルスである、
新型コロナウイルスに対して、
現在の、
特殊な国の研究機関や軍の施設では無い、
日本国内の医療施設では、
医療行為を行うことは不可能である。
という結論になります。
最後に3個目のキーワード「自衛隊に看護師の派遣要請」に対しての考察を下記に述べます。
上記の2つのキーワード「医療施設」「重症者の増加」に対する結論も含めた考察となります。
12月になり、新型コロナウイルス感染者の内の重症者の数が増加しているということになりました。
そして、最終的に、
国も方針を定め、
各地方自治体の長が、
日本国憲法の運用上における現実的な最善の方法として、
((自衛隊は軍隊で在るか?無いか?)という根本的な問題が存在していますが。)
「(災害派遣任務を通じて)
(国や国民に対して)
((無限責任を負う可能性がある)自衛隊員を擁する)
(自衛隊)へ
(医師では無いので、医療行為は限定されています。しかし、
災害派遣の自衛隊員と同レベルの、
危険度を持つ可能性がある業務である)
(看護師)の派遣を要請する。」
という行為が発生したと考察推測し結論いたします。
最後に、前回の私のブログでも、陸上自衛隊のHPより「災害派遣の仕組み」のページを引用させていただきました。今回も上記にリンク及び下記に文章を引用させていただきます。
陸上自衛隊は、国内における地震・風水害・火山噴火・雪害などの自然災害や火災・海難・航空機事故などの際の救助、山などでの遭難者救出などの「災害派遣」に携わり、国民の生命や財産の保護に寄与しています。
自衛隊は、天災地変その他災害に対して人命または財産の保護のため必要があると認められる場合は、都道府県知事等の要請(ただし、特に緊急を要する場合は、要請を待たずに)に基づき、防衛大臣またはその指定する者の命令により派遣され、捜索・救助、水防、医療、防疫、給水、人員や物資の輸送など、様々な災害派遣活動を行います。また、自然災害の他、航空機や船舶の事故等の救援、医療施設に恵まれない離島などでは救急患者の輸送などにも当たっています。
上記が陸上自衛隊のHPの「災害派遣の仕組み」からの引用です。
下記に日本国憲法の前文を掲載します。総務省e-GovのHPよりの引用です。
昭和二十一年憲法 日本国憲法 前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
以上が日本国憲法からの引用です。
最後に、前回の私のブログも下記に掲載させていただきます。
この続きはまた次回書かせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。