今回の王国務委員の訪日が、
新型コロナ感染拡大により中断していた、
日中の要人往来の再開である。
菅政権発足後初の日中ハイレベルの対面での会談となる。
外務省のHPより、引用します。
日中外相会談及びワーキング・ディナー
茂木敏充外務大臣は、 11月24日午後5時30分頃から、 王毅(おう・き)国務委員兼外交部長との間で 日中外相会談(約1時間30分) 及びワーキング・ディナー(約1時間10分)を行ったところ、 概要以下のとおり (先方:孔鉉佑・駐日中国大使、呉江浩・外交部部長助理ほか、 当方:森外務審議官、滝崎アジア大洋州局長ほか同席。)。 また、夕食会に先立ち、 茂木大臣と王毅国務委員は、 テタテ会談(双方通訳のみ同席、約30分)を行った。
日中の要人往来の再開であるとともに、
菅政権発足後初の
日中ハイレベルの対面での会談である。
1 冒頭発言(日中外相会談) (1)茂木大臣から、概要以下のとおり述べた。 ア 王毅・国務委員の来訪を歓迎。 2月以来の対面での外相会談の開催を嬉しく思う。 今回の王国務委員の訪日が、 新型コロナ感染拡大により中断していた 日中の要人往来の再開であるとともに、 菅政権発足後初の 日中ハイレベルの対面での会談となる。 イ 日中両国の安定した関係は、 地域・国際社会にとっても極めて重要である。 また、共に責任ある大国として、 コロナ対策、気候変動、貿易・投資など 国際社会が直面する重要課題に取り組み、 貢献していく必要がある。 それは、日中関係の強化にもつながると考える。 ウ 本日も二国間、 地域・国際社会における互いの関心事項について、 忌憚のない意見交換を行いたい。
本日、新型コロナ感染症にもかかわらず、
初の対面での会談を実現できたが、
それは大変時宜にかなったことであり、
大変有意義である。
2)これに対し、 王毅国務委員兼外交部長から、 概要以下のとおり述べた。 ア 改めて日本を訪問することができ大変嬉しい。 本日、新型コロナ感染症にもかかわらず、 初の対面での会談を実現できたが、 それは大変時宜にかなったことであり、 大変有意義である。 イ 新たな情勢の下、 日中双方は、 感染症対策などの 各分野における協力を深化させ、 新時代の情勢に合致する 日中関係の構築を確実に推進し、 地域、引いては世界の平和・安定の発展を 促進するために貢献していくべきである。
結論。
日中両国は、11月30日より、
ビジネス目的などの海外駐在員の短期出張と長期滞在の両方を承認します。
また、
往来を再開するのは、シンガポール、韓国、ベトナムに続き4例目です。
この続きはまた次回書かせていただきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。